看護師を目指す学生さん!インターンや職場体験に行ってもなかなか働く実際ってイメージしにくいですよね。看護師として働くのって大変って聞くけど実際どうなんだろう?そんな疑問に、私の看護師としての歩みを振り返りながら看護の実際について知っていただければと思います
若手看護師さん
きっと仕事における悩みなどは共有できる部分があるかと思いますので是非共有しましょう
また、ベテラン看護師さんの駆け出し時代を思い出すきっかけになっていただければ幸いです
1年目
最初は急性期で勉強しよう!…とほとんどの看護学生が至るであろう思考で急性期病院に就職
ICUで働きたい希望は叶わず一般病棟でキャリアスタート
病棟挨拶初日から先輩の厳しさに触れ洗礼を浴びてビビる
課題の提出が義務付けられている病棟であり、事前学習を提出しないと患者もみれないし技術も実践できないという学生のような制度でした
初めての環境で慣れるので必死ななか、家での強制された自己研鑽は本当に大変でした。課題は提出しても修正が必要なためどんどん溜まっていく課題。夏を目前にして一人の同期は病休に…
病院からの帰宅中、このまま電柱にぶつかって死のうと思った日もありました
休みの日も家から出ることも少なく、今思えば自分もかなりヤバい状況だったのかもしれません
本当にヤバい時は自分では気づかないものです
就職したら同期はライバルのような関係になるかなと思っていましたが、同期は心の支えになってくれました
1年目の終盤、受け持ち患者さんを持たせてもらい看護の楽しさが分かるようになってきました
今でも家族の方と繋がりがある大切な患者さんです
患者さんにとってどんなケアが必要か。患者さんに求められていることは何なのか。家族の方ともたくさん話をしながら看護を考えていきました。初めて、勉強したことが実際の看護に生きた経験でした
この経験から、辛いことも多かったけど1年間頑張ってきて良かったなと心から思いました
2年目
少し心が強くなってきた2年目
まだまだひよっこですので、ちょっとしたことのミスや抜けで怒られることはありますが人権は獲得しました(笑)
後輩を見てようやく自分の1年の成長を感じました
業務に慣れてくると、強制的な勉強でなく自分で調べてたいことを調べたりする余裕もでてきました
先輩に学会に連れて行ってもらったり、同期と研修会に参加したりする時間もできました
なんとなく自分なりの看護ができるようになって楽しい時間も増えてきました
多職種と関わる機会も増えて視野が広がりました。リハビリさんと仲良くすることをおすすめします
患者さんのためになることをたくさん教えてくれます
看護師の業務はケアが多いですが、ケアしながらリハビリを組み込めれば一石二鳥ですよね!
3年目
2年目よりも余裕がでてきた3年目
1年目の自分と同じように指導されている後輩をみながら、指導の中には理不尽な指導があることに気が付きます。1年目は100%自分が悪いと感じ自責の念に駆られていましたが、客観的に見れば根拠のない指導や病棟ルールを押し付けてマウントをとるような指導が展開されているではありませんか…
経験が長いほうが病棟ルールを把握しているのは当たり前で、後輩に同じクオリティーでの実践を求めるのが難しい話
それてマウントを取るなんてハッキリ言って卑怯!
私、後輩を守ろうと心に決めます
後輩のミスを見つけたら先回りしてフォロー。根拠のあることを後輩と一緒に学ぶ
先輩に自分の陰口を言われても気にしない精神!!!メンタルの疲弊…
たくさんのストレスにさらされて人間って強くなるんだなと実感します
まとめ
就職してから現在までの気持ちの変化などを振り返ってきました
今振り返ると大変な時期もありましたが、すべてが今に繋がっていると感じます
患者さんにも後輩にたいしても、自分よがりな関わりにならないよう十分注意していきたいと思います
学生さんの参考になったでしょうか…ネガティブなことが多くなってしまいました
病院を辞めようと思ったことは何度もありますが、辞めずにここまできたのも夢と目標があったからです
急性期である今の環境でしか学べないこともたくさんありました
なので個人的には、就職先を決めるのにまずは急性期!という考えは間違ってないと思います
急性期で働きながら将来を考えるのもいい考えだと思いますよ!
是非、一緒に頑張っていきましょう
今後も閲覧していただき、絶対後悔しないコンテンツを制作していきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
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