仕事中や行列に並んでいるとき、好きな人と一緒にいるとき…腹痛は時と場所を選ばず急に訪れます
急に襲ってくる腹痛…誰しもが経験したことがあるでしょう
そんな腹痛にみなさんどのように対処しているのでしょうか?
この記事を読んで対処法を考えてみましょう!
腹痛のタイプ
①便秘
便秘とは、排泄されるべき便が腸内に留まっている状態です
便の回数が少ない、定期的な排便があっても便が硬い、残便感がある場合などを言います
日本内科学会 (naika.or.jp)は、便秘の定義を「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」としています
①‐1 便秘の原因
・器質性便秘
消化器官(胃や腸)に病気があり物理的に通過障害が起こってしまう
・機能性便秘
食事性便秘:
食生活が原因で起こる便秘。食物繊維が少なく偏った食事
習慣性便秘:
排便を我慢するのが習慣になると、腸に便が溜まっても便意を感じにくくなる
弛緩性便秘:
体質などが原因で腸の運動能力が低く便が腸に留まってしまうため、水分が吸収されて便が硬くなってしまう
痙攣性便秘:
ストレス等が原因で腸管が痙攣性に収縮し、便が運ばれにくくなってしまう
①‐2 便秘の対処法
まずは生活習慣の改善です!
バランスの良い食事を心がけ、規則正しい生活を意識しましょう
とはいえ、生活習慣を変えるのはなかなか難しいですよね
・水分を多めにとる(起床時や眠前に白湯を飲む)
・入浴し体を温める(疲れも取っちゃいましょう!)
・腸の運動を促すため、軽い運動や腹部のマッサージをする(ストレス発散も兼ねて!)
これらのことを意識するだけでも、便秘が改善されるかもしれません
他にも、本屋さんに行くと便意を催すって話聞いたことありませんか?
インクに含まれる成分が便意を促すという説もあるようですが、まだ科学的な根拠はないようです
②下痢
下痢とは、何らかの原因で便の水分量が多くなり液状に近い便が排泄されることを言います
結果的に排泄回数も多くなります
医学的には、下痢の定義として「①糞便中に含まれる水分量が1日200ml以上である②水のような便が1日3回以上排出される」と言われているようです
②‐1 下痢の原因
・浸透圧性下痢
腸内に存在する物質の浸透圧の関係で、多量の水分が腸管内に移行することで起こります。牛乳や乳製品の摂取で起こる、乳糖不耐症もこれに該当します
・滲出性下痢
病気により腸管粘膜に炎症や潰瘍が起こることで腸管内に多量の水分が溜まって下痢になります
・分泌性下痢
腸内に入ってきた細菌や体内のホルモンなどの影響で粘液や水分が多量に分泌されて下痢になります
・蠕動運動性下痢
腸の蠕動運動が過剰になり、水分が吸収されないまま短時間で排泄されてしまうため下痢になります
過敏性腸症候群なども該当します
・薬剤性の下痢
抗がん剤や抗生物質などの副作用により下痢が生じます
②‐2 下痢の対処法
お腹を温めて腸管の緊張をほぐしましょう
下痢になりやすいという人は、辛い物などの刺激物摂取には十分気を付けましょう
消化が良い物を食べるよう心がければ下痢の回数も減ってくるでしょう
下痢が続けば、お尻の穴もいたくなるため早急に下痢は対処したいものです
下痢止めに頼る人も多いと思いますが、下痢の原因が細菌感染や食中毒によるものである場合
体内に毒素を留めておかないようにしなければいけないため下剤の使用タイミングに注意が必要です
まとめ
私もよく下痢になる「お腹が弱い」タイプの人間ですが、辛い物好きなのでいつも下痢覚悟です(笑)
突然訪れる腹痛の原因となるのは多くが下痢でしょう
自分なりに原因を探り対処していきましょう
生活を考えると早めに薬を飲むことが必要ですが、食中毒が原因の下痢には注意が必要です
まずは、下痢・便秘を予防するための生活習慣の改善が大切です
みなさんに腹痛とは無縁のハッピーライフが訪れることをお祈りしています!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
これからも読んでいただき絶対後悔しないコンテンツを制作していきますのでよろしくお願いいたします!!
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